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消費税10%に増税、駆け込んだ方がいいの?

 

先日、広告代理店の方との話で

「住宅業界が慌ただしくなってきました。」

とのこと。

 

なぜかというと、

来年(平成29年4月)に消費税が

8%から10%に上がる予定だからです。

 

高額な買い物ですから、消費税の負担も大きくなります。

だから、「8%の時に購入しよう」となりますよね。

 

また、住宅メーカーは、契約を早く受注するために

「8%購入」を全面に打ち出して、販売を強化するわけなんです。

 

いわゆる”駆け込み契約”は、前回の消費税アップ(5%→8%)のときも

同じような傾向がみられました。

 

では、住宅購入を考えているあなたにとって本当に

消費税8%の時に駆け込んだ方が良いのでしょうか。

 

ひとつずつ、検証していきましょう。

 

まずは増税スケジュールから

増税スケジュール

 

 

 

 

 

請負契約とは、あなた(建築主)とハウスメーカーや工務店など(工事請負業者)

との間で取り交わす契約のことです。

 

住宅の建築には約6か月かかりますので、まずはスケジュールを抑えておきましょう。

 

 

8%と10%の違い

 

 

では、具体的にその違いをみていきましょうか。

 

今回は、相川一輝さん(仮名)ご家族をモデルに

お話を進めていきます。

 

[相川家のプロフィール]

本 人:相川 一輝さん(30)会社員、年収500万円

奥さん:相川 亜季さん(30)パート、年収100万円

長 男:相川 栄太郎くん(2)

 

相川一輝さんは、奈良県生駒市で注文住宅を建てようと検討しています。

住宅メーカーから消費税8%での購入を勧められていますが、

本当に請負契約を急いだ方が良いのか迷っています。

 

[相川家のマイホーム予算内訳]

土地:1,500万円

建物:2,000万円

頭金:500万円

※上記金額は税抜き、一輝さんひとりで所有予定

 

 

消費税は何にかかるのか

 

 

消費税の計算はこのようになります。

 

[8%の時]

2,000万円×8%=160万円

 

[10%の時]

2,000万円×10%=200万円

 

40万円の差!

 

ん~

たしかに大きいですよね。

 

そして、土地はというと

実は、消費税はかかりません。

 

土地は「消費財」ではないという理由で

非課税とされています。(国税庁HPより)

 

 

消費税、他にもあります

 

 

住宅購入において、消費税増税の

影響を受けるのはこれだけではありません。

 

建物以外にこんなものがあります。

 

 

家具・家電

 

 

そう。

新築となれば、家具や家電を買い換えたり、買い足すことになります。

エアコンに冷蔵庫、洗濯機…テレビやそのほか諸々。

 

 

家具はいかがでしょうか。

カーテンやじゅうたん。

 

そして、リビングのソファ、ダイニングテーブルセット、

それからベッドも。

 

こちらもそのほか諸々。

 

総額300万円として、

 

[8%の時]

300万円×8%=24万円

 

[10%の時]

300万円×10%=30万円

 

6万円の差。

 

 

ほかにありますか?

 

 

外構工事

 

 

庭やカーポート、門柱や塀などなど。

最近ではオープンなつくりが多いですが、こちらにも消費税がかかりますね。

 

外構工事費が200万円なら

 

[8%の時]

200万円×8%=16万円

 

[10%の時]

200万円×10%=20万円

 

その差、4万円。

 

このくらいかな…

 

いえ、まだあります。

 

間接的に増税の影響を受けるものがあります。

 

 

住宅ローンの支払い利息

 

 

以下の条件で計算しました。

 

ローン種類:フラット35(全期間固定)

金利:1.48%

返済方法:元利均等/ボーナズ払いなし

期間:35年

 

[8%の時]

建物価格が2,000万円×8%=2,160万円として

住宅ローンの借り入れ金額が3,160万円

利息が890万円。

 

[10%の時]

建物価格が2,000万円×10%=2,200万円として

借り入れ金額が3,200万円

利息が902万円。

 

このよう建物の増税分40万円にかかる利息の差が

12万円となりました。

 

消費税が8%から10%に増税されることで

負担が大きくなることが分かります。

 

 

10%時の購入にもメリット

「すまい給付金」

 

 

しかし、消費税10%で住宅購入をするメリットも計算にいれましょう。

 

メリットとは、「すまい給付金」です。

 

これは、消費税率引上げによって負担を

緩和するために政府が創設した制度です。

 

↓すまい給付金の対象者と要件はこちら(すまい給付金WEBページより)

 

すまい2

すまい1

すまい3

 

↓詳しくは、こちらで確認してください。

すまい給付金 国土交通省WEBページ

 

また、シミュレーションに沿って必要項目を入力していくだけで、

簡単にあなたのすまい給付金を調べることができます。

 

準備するものは

〇源泉徴収票(会社員)

〇確定申告控え(自営業者)

 

相川さんの場合は、

会社員で年収が500万円、

30歳の扶養家族は1名で計算。

 

[8%の時]

10万円

 

[10%の時]

40万円

 

なんと30万円もの差があるんですね。

 

 

駆け込んだ方が良いのかどうか

 

 

そこで、

これまでの試算結果をまとめてみました

 

すまい5

 

合計の差額、68万円。

 

相川さんの場合、8%の時に購入した方が、

68万円得することになり、

「駆け込んだほうがお得」と出ました。

 

 

やっぱり駆け込むか…

しかし、

 

 

しかし、上の試算結果より

 

・建物の金額

・家具や家電、外構費

・住宅ローンの借入額

 

が少ない場合は「駆け込んだときのお得額」

は少なくなります。

 

また、年収や家族構成によっても

すまい給付金の額も変わります。

 

今回の結果とは反対に

 

駆け込んだら“損”する場合

 

も考えられます。

 

 

あなたの場合を計算してみましょう。

より良い決断へ背中を押してくれることでしょう。

 

ということで、

 

 

一概に駆け込んだほうが良いかどうか

判断することはできない

 

 

ということが言えます。

(明らかな結果がでたらよかったんですが)

 

あなたの場合は、どうなのか。

計算してみる価値はあると思います。

 

また、10%に増税されたあとの住宅業界の冷え込みを予想すると

住宅メーカーの生き残り競争から価格の低下も考えられます。

 

今回の試算結果や比較方法を参考にあなたらしい決断をしてもらいたいと思います。

土地や建物、そして人とのご縁があると思いますので、

お金の損得だけで判断できない部分もあります。

 

収入や貯金の利息が増えにくい時代、

いかに賢く家を購入するかということは大切なテーマのひとつです。

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